インターナショナルスクールで後悔しない為に！学費はどれくらい？無償化の対象になる？何歳から通わせられる？などの疑問について解説します
インターナショナルスクールは、
単純に英語力を向上させたいと
いう目的だけで通わせてしまうと、
費用や日本の学校との違いに大きく後悔してしまう可能性があります。
この記事では、
子供に豊かな英語力を身に付けさせたいと、
最近では選択肢に入ることが多い
インターナショナルスクールについて、
入学後に後悔してしまわないように、
知っておきたいポイントをまとめて解説しています。
お子様の英語力を向上させる手段には、
英会話のオンラインスクール
という選択肢もありますので、
どちらが我が子に合っているか、
よく考えながらご一読ください。
幼稚園から通うことが出来る
インターナショナルスクールの幼稚園は、
多くの場合1歳からの入学を受け付けており、
中には0歳から入れる所もあります。
インターナショナルスクールの環境に
馴染むためには、2歳までに
入学させておくのがおすすめされています。
しかし、
インターナショナルスクールの幼稚園は
「幼児教育･保育の無償化」の対象外となっている為、
子供の年齢が3歳を過ぎてからも通常通りの金額が発生します。
もともと通常の幼稚園や保育園と比較しても、
1年間あたりにかかる費用が高く、
平均して100万円～200万円が必要といわれています、
そういった学費の関係から、
親の年収は比較的高い傾向があり、
一般庶民が頑張って子供を入学させてしまった結果、
年収マウントを取られるはめになった…
というケースも少なく無いようです。
その後英語力を維持出来ない…
インターナショナルスクールの幼稚園では、
すべての会話を英語で行いますので、
吸収力の高い3歳未満のお子様は特に、
自然と英語を話せるようになります。
そのいっぽうで、
家に帰ってからも英語で話す方が楽だと感じてしまい、
日本語力が育たなくなってしまうこともあるようです。
また、幼稚園がインターナショナルスクールで、
その時点では完璧に英語で会話が
出来るようになっていたとしても、
小学校が一般的な日本の学校だった場合、
すぐに英語力が低下してしまいます。
今までは周りの友達から先生から、
皆が当たり前のように英語を話していた環境だったのに、
突然日本語が当たり前の環境になってしまい、
困惑してしまうお子様も少なくないようです。
幼稚園だけインターナショナルスクールに通わせて、
英語力を幼いうちに身に着けさせよう！
と考える親の気持ちというものは理解が出来ますが、
意外とカンタンにはいかない問題のようです。
小学校や中学校もある
幼稚園だけではなく、
小学校や中学校の年齢に対応したインターナショナルスクールもあります。
ただ、幼稚園と同様にかかる費用は
一般的な小中学校よりも高く、
授業料だけで年間200万円以上が平均してかかってしまいます。
子供の可能性を最大限に広げてあげたい！
といった理由でインターナショナルスクールを
選択する親御さんも少なくないと思いますが、
毎年こんなにも費用がかかってしまうとなると、
少々頭が痛くなってしまいますよね…
高校や大学受験で選択肢が狭まる
インターナショナルスクールを卒業した後に、
日本の普通の高校や大学を受験しようとすると、
受験資格が無いと言われてしまいます。
文部科学省が定めた、
日本の一般的なカリキュラムを
学んだと認められないため、
ほとんどの学校で門前払いを受けてしまいます。
その為、
普通の高校や大学に進学するためには、
専用の資格を取得しなければならなかったり、
日本のカリキュラムに合わせた勉強をして
入学試験に望む必要もありますので、
子供にかかる負担が非常に大きいものになります。
海外の大学に進学させるとなれば、
そういった問題は避けられますが、
それはそれでまた新たな問題が山のようにありますよね(^_^;)
まとめ
インターナショナルスクールは、
単純に子供の英語力を向上させたい
という目的だけで入学を決めてしまうと、
費用面やその後の進路で後悔する可能性が非常に大きいです。
将来的に海外で過ごす予定がある場合や、
日本語より英語を優先させて学ばせたい
といった特別な事情がある場合にはおすすめ出来ますが、
平凡で幸せな人生を過ごして欲しい、
と望むのであれば、不要な選択になるかもしれません。
子供の将来をしっかりと考えて、
どのような進路を歩ませたいのか
を明確に定めてから、
インターナショナルスクールに通わせる
のであれば後悔は少ないかと思いますので、
まずはご家族でじっくりと話し合ってみるのが1番ですね。
