ブルーレットおくだけのデメリットはトイレが壊れること?置かない方がいいというのは本当なのか、使い方や効果について徹底解説!!
トイレが壊れてしまう原因をよく作っているのは、おくだけタイプではなくドボンタイプのブルーレットのようです。
正しい使い方をしないことによってタンクを詰まらせてしまい、故障に発展するケースが多くあげられています。
この記事では、トイレの洗浄薬として有名な、小林製薬のブルーレットについて、ネットで言われている問題点は本当かどうかを調べた内容をまとめています。
ブルーレットはタンク内や手洗い場に詰まる?
トイレを壊す原因になるとよく言われているのは、「おくだけ」タイプではなく、タンク内に直接入れて使用する「ドボン」タイプです。
小林製薬の公式サイトでは、ドボンタイプの使用方法が記載されていて、使用を開始する際には、タンクに入れてから約3分間は水を流さないようにと注意事項が記載されています。
3分間待つことで、薬剤を包んでいるフィルムが水に溶けて無くなり、薬剤がタンク内に定着するようになっています。
この時、3分待たずにすぐ水を流してしまうと、フィルムがタンク内で詰まりを起こしてしまい、水が流れっぱなしになってしまったり、故障の原因になってしまうことがあるようです。
また、新しい薬剤をタンク内に入れる際には、タンクの中に薬剤が残っていないかを確認するように、とも記載されています。
この作業をしないことによって、ブルーレットのカスがタンク内に残ってしまい、水を流すための弁の付近を詰まらせてしまうことで、故障の原因となってしまうことが多いようです。
私も実際、ドボンタイプのトイレ洗剤を使用したことがありますが、タンク内を確認してから入れるようなことはした事がありませんでしたので、トイレが壊れてしまってもおかしくなかったということですよね(^_^;)
タンクにドボンしたら「はい、おわり〜」で良いのであれば楽チンですが、トイレが壊れてしまったら、タンク内の確認よりも遥かに面倒な目に合いますので、使用の際には必ずタンク内を確認してからにしましょう。
また、ブルーレットを入れることでタンク内が傷んでしまい、故障に繋がるといった意見も目にすることがあります。
これに関しては小林製薬の公式サイトにて、
「タンク内器具をいためず、浄化槽及び浄化槽内のバクテリアや防露タンクにも影響を与えません。」
と記載がありますので、心配する必要は無いようです。
ブルーレットは効果がない?
使用したことのある人なら分かると思いますが、ブルーレットは水を流した際に、洗浄成分が水に溶け、汚れを落としたり付着しにくくする仕組みの製品であるため、流した際の水が届かない部分には効果がありません。
水が届かない便器のフチの部分には、汚れがそのまま溜まっている場合がありますので、ブルーレットを設置したから、トイレ掃除は一切しなくてもいい、というわけではありません。
小林製薬の公式サイトには、「効果を高めるために、ご使用前に便器を掃除してから使われることをおすすめします。」と記載されていますので、より効果を発揮させるためには正しい使い方を守るのが第一です。
「トイレ掃除が不要になる製品」ではなく、
「サッとトイレ掃除した後の仕上げをする製品」とイメージして使用すると良いのではないでしょうか。
すぐなくなるしコスパ悪いって本当?
ブルーレットは標準的な仕様であれば、約3~5週間使用出来るとされています。
気温や水温、水量であったり、使用頻度によっても多少の変化は当然ありますので、すぐになくなると感じている方は、流す頻度であったり、水量が多いことも原因として考えられます。
しかし、おそらく1番多い要因として考えられるのは、「おくだけ」タイプのブルーレット詰め替え用を他社製品の下容器に入れて使用してしまい、通常より薬液の流れる量が多くなってしまうというものです。
酷い場合には1日で空っぽになってしまったり、逆に全く薬液が減らずに、洗浄効果が発揮されないといったケースもあるようなので、やはり正しい使い方で、純正品の容器にセットして使うようにしましょうね。
液体と個体の違いは?
ブルーレットには液体タイプと個体タイプがあります。
この記事で紹介している、「おくだけ」タイプが液体で、「ドボン」タイプが個体となります。
成分や効果には大きな違いはありませんが、置き場所が置くだけタイプはタンク上の手洗い場、ドボンタイプはタンク内となっています。
タンク上に手洗い場の内トイレではおくだけタイプを置けないので、ドボンタイプや、「スタンピー」という、便器に貼り付けるタイプのブルーレットの使用に限られます。
また、ドボンタイプには、漂白剤の成分が入ったタイプはありますが、香りの選択肢が無く、ブルーミントの香りのみとなります。
それに対しておくだけタイプには、漂白剤の他にも黒ズミ対策に特化した除菌EXタイプというものがあり、香りもシトラスやアロマといった種類が用意されています。
おくだけタイプは薬剤に触れる必要が無い為、手を汚さないという点でも、人気があるようです。
タンク上に手洗い場のあるトイレを使用しているのであれば、選択肢の多いおくだけタイプがおすすめではないでしょうか(*^_^*)
漂白剤やアロマ、無香料など、どれが人気?
ショッピングサイトの売れ筋ランキングを確認すると、やはり置くだけタイプの方がドボンタイプよりも上位にランクインしていました。
香りに関してはアクアソープや無香料といった、余り匂いの主張が強く無いものに人気が集まっているようでした。
トイレの臭いは、よく芳香剤と混ざって逆に臭くなってしまうと聞くことがあるので、シンプルなものや無香料がベストだと判断する人が多いのでしょうか。
私も初回はせっかくだからと、特殊な香りを選んでしまいそうですが、家族に言われたり自分が飽きてしまったりして、シンプルな香りに落ち着く未来が目に見えます(^_^;)
まとめ
ここまでブルーレットについて、主にインターネット上で問題にされている点についての解説をしました。
正しい使い方をしないと、トイレを壊してしまう可能性があるということでしたが、これは正直、大体のものがそうであると言えると思います。
置くだけ、であったり、ドボンするだけのように、一見すると簡単な使い方なので、いちいち説明を読まないという方が多いとは思いますが、修理の手間を考えて、一度じっくりと読んでみることをおすすめします。