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ロータンクトイレのデメリットとは何か?ハイタンクとの違いは?LIXILやtoto、パナソニックの中でおすすめを紹介します。

目安時間 11分

ロータンクトイレのデメリットは、タンクがあることによってトイレ内のスペースが窮屈に感じてしまうこと、タンク内に水が溜まらないと流せないので連続して流すことが出来ない点です。

これらのデメリット以外では目立ったデメリットは無いものの、最近ではトイレ内の空間をおしゃれに演出する目的で、タンクの無いトイレの設置が人気になっているので、タンクのあるトイレは古いトイレのように感じてしまいます。

この記事では、ロータンクトイレについて、タンクの無いトイレとの比較や、大手各社の価格についてを紹介しています。

トイレのリフォームを検討中の方はぜひ参考にして頂けましたらと思います。

ロータンクトイレとは?

 

「ロータンク」というのは、

便器より1m以内に取付けられた、洗浄用水を一時的に溜めておくタンク。タンクの上部に手洗のついたものもあります。

と、LIXILのトイレ用語のページに解説があります。

トイレの後ろに背もたれのようにタンクが付いていて、タンクの上に手洗い場が付いているトイレというのは身の回りに多く設置されていると思います。

ロータンクトイレとは、そういった、タンクが便器の近くに設置されているトイレのことを指します。

ハイタンクトイレとの違いは?

一方で、ロータンクトイレとは逆の意味合いとなる、「ハイタンク」トイレというものもあり、LIXILの公式サイトでは次のように解説されています。

天井近くの高い位置に取付けられた、洗浄用水を一時的に溜めておくタンク。騒音が大きく、故障時の修理がしにくい。公衆トイレ等に使われます。

これは、自宅というよりは、学校や大型のショッピング施設、公園などで目にすることが多いのではないでしょうか。

脚立を使わないとまず届かないような高い位置にタンクが設置されているトイレといえば、1度は見たことがあると思います。

ロータンクとハイタンクの違いは、シンプルに言葉の意味通り、タンクがロー(低い)かハイ(高い)かの違いとなります。

ロータンクトイレのデメリットは?

ロータンクトイレのデメリットは、タンクが便器の近くにある為に、トイレ内が窮屈に感じてしまうことです。

タンク内には当然、水が入っているわけなので、トイレットペーパーなどをしまうことは出来ないため、収納スペースを別途設けるとなれば、さらに窮屈になってしまうでしょう。

タンクがあることによる窮屈さの他には目立ったデメリットはありませんが、最近ではトイレ内を開放的でおしゃれな空間にする為のリフォームというのが流行っているようで、その際に採用されるタンクなしトイレと比べるとたしかに窮屈さが気になってきます。

細かい点で言えば、タンク内に水が溜まらないと流すことが出来ない仕組みのため、連続使用が出来ない点もデメリットとしてあげている方も少数ではありますがいるようです。

機能的なデメリットというよりは、見た目や、感じ方でのデメリットとなりますので、ここは人によって好みが分かれそうですね。

次項では、タンクレストイレのデメリットについて触れていますので、ロータンクトイレのデメリットと比較して、どちらが自分好みか、判断してみてください。

タンクレスからタンクありに変える人が多いけど、タンクレストイレはやめたほうがいいの?

開放的でおしゃれなイメージがあり、リフォーム等で人気のあるタンクレストイレですが、「やめたほうがいい!」や「後悔した…」という口コミを目にすることもあります。

具体的な理由としては、

①タンクありトイレと比べて騒音が出る。

②手洗い場を設置したい場合、タンクの上という選択肢が無い為、手洗い場用の配管工事も必要となり、費用がかさんでしまう。

③タンクありトイレは停電時でも水を流すことが出来るし、断水時もタンク内の水1回分は流すことが出来るが、タンクレストイレは両方不可能。

というものがあげられていました。

逆にいってしまえば、これらのタンクレストイレのデメリットは、ロータンクトイレのようなタンクありトイレのメリットと呼べる部分となりますので、これらの機能が欲しいという理由で、タンクありトイレの方が良いという声も多いようです。

LIXIL・toto・パナソニック・ジャニス各社の価格比較&人気ランキングからおすすめの会社は?

ロータンクトイレの取り扱いのある4社を簡単に比較します。

多くの場合、リフォーム時の見積もり段階で、トイレ本体の価格が値引きされることがあるようですが、ここでは単純な価格の比較として、メーカーの標準価格で紹介しています。

TotoのピュアレストEXが税込280,000円〜

LIXILのアメージュシャワートイレが税込226,600円〜

パナソニックのNewアラウーノVが税込193,600円〜

ジャニスのユニクリンが税込228,000円〜

といった価格帯になっています。

もちろん、各メーカーそれぞれに、目玉とする機能がありますので、価格だけでは正確な比較は出来ませんが、ロータンクトイレの本体価格は20万〜30万円ほどであるといえますよね。

ここに施工費用として、数万円〜30万円程の費用が加算される計算になります。

この中でも特に人気があるのはTotoのようです。

やはり老舗の大手トイレメーカーとしての実績がありますので、安心感を感じられるといった理由から選ばれているようです。

調べている中で私が個人的に気になったのがジャニスのユニクリンでした。

ロータンクトイレなのでもちろんタンクはありますが、従来のものと比べてタンクが非常にコンパクトで、タンクレストイレのようなスッキリ感がありました。

タンクレストイレとタンクありトイレの良いところを両方欲しい!というような方は、ぜひ候補に入れてはいかがでしょうか。

まとめ

ここまで、ロータンクトイレについて解説をしました。

名称自体に馴染みが無かったという方も多いかと思いますが、ロータンクトイレはいわゆる、一般的な普通のトイレとして多くの家庭で設置されているものとなります。

最新の、デザイン重視のトイレと比べると、どうしてもおしゃれな空間づくりが難しくなってしまう点はデメリットですが、機能面で見ると有利であることが多いので、リフォーム等をご検討の際には両方のメリット・デメリットを理解した上で、最適な選択をしてくださいね!

 

 

 


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