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太陽光発電の設置で後悔しない為にブログ主が徹底調査!設置費用の投資分は元が取れるのか、売電価格は今後どうなるのか、蓄電池は必須なのか解説します

目安時間 8分

太陽光発電の設置については、

「元を取る」

という考えが先行するようであれば

後悔する可能性が非常に高いです。

 

発電出来る電力量は

天候や時間帯により安定しませんし、

売電価格は年々減少傾向にあります。

 

この記事では

太陽光発電の設置で後悔しないために、

知っておきたいポイントをまとめて解説しています。

 

太陽光発電の設置について、

お悩みであればぜひご一読ください。

設置費用は10~20年で回収可能?

太陽光発電の為の設備に投資した金額は、

平均して10~20年で回収出来るといわれています。

 

ソーラーパネルが発電している時間帯は、

電力会社から電気を買わずに済むために、

その分電気代が安くなりますし、

余った電力は売電となり、その収入もはいります。

 

電気代の節約分と売電の収入額を、

設備に投資した金額から引いていくと、

すべて回収できるのは10年~20年かかる計算になります。

 

回収し切ったあとは

利益のみが出続けるのかというとそうではなく、

ソーラーパネルの寿命は

20年といわれていますので、

撤去をするにも、再設置をするためにも、

そこでまた費用がかかることになります。

 

発電量も天候や

時間帯によって変わってきますので、

「得をする」という目的のために

太陽光発電を設置するというのは、

あまり確実では無いのかもしれません。

 

月々の電気料金は、

自力で発電している分、安くなるので

得をしている気分にはなりますが、

頭の中で設置金額の総額から、

常に引き算をするくらいに

気になってしまうようであれば、

設置することによってストレスが溜まってしまうかもしれませんね(^_^;)

 

私がまさにこのタイプなので、

金銭面だけを考えると、

太陽光発電の設置にはあまり乗り気にはなれません。

補助金は自治体によって異なる

太陽光発電を設置する際に、

各自治体等から補助金を受けられる場合があります。

 

この補助金の金額が、

非常に幅が広くなっていて、

50万円ほど補助してくれるところもあれば、

数万円の補助のところもあります。

 

住所の違う、

知人がたくさんの補助金を受けたからといって、

調べもせずに補助金を

アテにしてしまうと危険ですので、

必ず自分の地域ではどれくらいの補助金が出るか、

事前に調べておきましょう。

売電価格は減少傾向…

売電価格は残念ながら年々減少傾向にあります。

 

太陽光発電の設備を

設置してから10年間は、

設置した年度の制度によって

定められた売電価格が保証されますが、

10年過ぎてしまってからは、今の傾向だと

間違いなく大きく値下がりしてしまうことになるでしょう。

 

また、10年間保証される売電価格についても、

年々どんどん減少していますので、

太陽光発電の設置が遅くなればなるほど、

早く設置した人と比べると、損をしてしまうことになりますね。

故障などデメリットは多い

太陽光発電の投資費用は

10~20年で回収出来ると説明しましたが、

それはあくまでも故障などのトラブルが何も無かった場合です。

 

実際、

ソーラーパネルなどの

故障の報告は数多くあげられていて、

メーカーの長期保証の期間外だったり、

対象外のトラブルであった場合には実費での負担が必要になります。

 

その場合は20~30万円ほどの費用が

発生する可能性もあるようなので、

1度故障があっただけでも、

元を取れるようになる期間が遠のいてしまいますね。

蓄電池と併用で災害時に活躍

太陽光発電を設置する際に、

蓄電池も併せて設置する人が増えています。

 

蓄電池を設置することによって、

日中に発電した電力を、

ソーラーパネルの発電が無い夜間などにも使えるようになります。

 

これによって、

電力会社からの電力の購入がほとんどなくなることもあるようです。

 

電力会社からの購入が無くなるということは、

災害時などで、

電力の供給が止まってしまったような時でも、

普段と変わらず電気を利用することが出来るようになります。

 

私は以前の震災で、

1週間の停電を経験しましたので、

どれだけ大変なことかは身をもって理解しています。

 

投資額の元を取る、とか

○○円の利益を生み出す、とかの

目的のためであれば難しそうなので

手を出すつもりはありませんでしたが、

災害時に役立つと考えると、

一気に設置することに前向きな考えに変わりました。

 

節約や利益を大前提に設置するというよりは、

災害時の安心を考えて設置するかどうかを決める方がいいのかもしれません。

まとめ

太陽光発電は、

「元を取りたい」

「節約をしたい」

「利益を出したい」と考えて設置をすると、

後悔してしまう可能性が非常に高いです。

 

もちろん、専門的な計算を行い、

長期的に見れば確実にこれくらいは利益が出る!

と確信して設置するのであれば後悔はしないと思います。

 

しかし、太陽光発電を設置する人の中には、

営業マンに魅力的なことを聞かされて

ワクワクしながら設置したのに逆に損だった!

となってしまう人も少なくないと思います。

 

「節約」や「収益化」も、

不可能なわけではありませんが、

それを全面的に期待するのではなく、

「災害時の安心を得る為の投資」

と考えて設置を選ぶのであれば後悔する可能性は低くなります。

 

便利な設備であることは間違いがありませんが、

設置時の認識によっては

大きく後悔してしまうこともありますので、

設置前にしっかり家族で話し合い、

後悔の無いように判断をしてくださいね!


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