電球色と温白色を混ぜるのはリビングの照明としてアリ?昼白色や昼光色は?組み合わせで目が悪くなる・疲れる・気持ち悪いということはあるのか解説!
電球色と温白色を混ぜたら、リビングが快適になるかというと、そうではない場合の方が多いといえます。
光色を混ぜるというのは、気持ち悪く感じてしまったり、同じ部屋の中でも明るい場所と暗い場所が生まれてしまうことになるので、変な空間になってしまう可能性が高いです。
この記事では、主にリビングの照明について解説をしています。
目次
電球色と温白色を混ぜるのは後悔するかも、、、
リビングに限らず、部屋の照明器具をバラバラの光色で混ぜるのはあまり良くはありません。
健康被害や電気代へのデメリットがあるというわけではありませんが、光の色がバラバラだと気持ち悪く感じてしまうことが多いです。
企業がお部屋のトータルコーディネートとして、照明を演出する際には、光色を混ぜることがあります。
リビングの中心で学習することをイメージして、部屋の中心は昼光色、周辺は昼白色にして、学習中の手元を明るく照らすことの出来る空間を演出したり、
リビングの中心を温白色で照らし、周辺は電球色で照らすことによって、自然な色味の光で明るく照らし、リビングの中心感を引き立つように演出したりするようです。
たしかに、このようにはっきりとした目的があり、考えられた上で光色を変えるのであれば素晴らしいお部屋になるとは思いますが、素人にはなかなか難しいことですので、基本的にはお部屋の光色は統一した方が後悔しにくいかと思います。
リビングの照明として適切なのは?
リビングの照明としては、自然に近い光の昼白色がおすすめです。
新聞や本を読むにも昼白色だと明るく読みやすい為、最適といわれています。
温もりのある雰囲気を出したいのであれば昼光色や電球色もおすすめといわれています。
そもそも光色とは?どんな違いがあるの?
光色にはケルビン数値という数値があり、数値が小さいほどオレンジ色の強い温かみのある光となり、数値が大きいほど白っぽくなり、青味のかかった光色になります。
それぞれの光色についてのケルビン数値は次のようになっています。
電球色→2800K~3000K
温白色→3500K
昼白色→5000K
昼光色→6500K~6700K
目に優しいのは電球色、物が見やすいのは昼白色や昼光色
白っぽい光色は、明るく感じるので、読書や勉強には向いているのですが、同時に眩しく感じてしまいますので、目が疲れてしまうという欠点もありますので、リビングのようなくつろぎの空間にはあまり向いていないと言われます。
1番数値の大きい昼光色は、青白い色の光ですっきり明るく照らしてくれますので、集中力を高めるのに最適だといわれています。
一方で、電球色は白っぽいと感じることはほとんどなく、オレンジ色の温かい光色となります。
明るさはあまり感じませんので、読書や勉強には向いているとはいえませんが、眩しいと感じることはほとんどないため、くつろぎの空間として、目に優しい色味であるといえます。
組み合わせよりも光色切替タイプの方が後悔しないかも
ここまでは光色が単体の電球を前提にした解説をしてきましたが、最近では光色を切り替えることの出来る、調色機能付きのLEDというものが主流になってきています。
光色を調節することが出来るので、読書や勉強など、手元を明るく照らして集中力を高めたい時には白寄りに調節して、ゆったりしたい時にはオレンジ寄りに調節するといったことが出来ます。
リビングはくつろぎの空間としてだけではなく、様々な行動をしたいスペースでもあると思いますので、シーンによって切り替えられるのは非常に便利ですよね。
電気代に関しては、光色によって若干の違いがあり、白色とオレンジ色のLEDをそれぞれ点灯させて表現するような中間の色だと、消費電力が高くなりやすいようです。
まとめ
ここまで、リビングの照明について解説をしました。
光色の組み合わせを考えるのであれば、調節機能付きの照明器具を選んだ方が、後悔することは少ないと思います。
照明が不適切だと、せっかくのくつろぎのスペースが、居心地の悪い空間になってしまいますので、この記事を参考に、快適なリビングの証明を選んでくださいね!