水回りのコーティングは必要か?新築や賃貸・マンションでの必要性、自分でdiyと業者はどちらがおすすめ?失敗しない為の情報を徹底解説!!
水回りのコーティングは新品に対してはむしろやらない方がいいとされています。
この記事では、水回りのコーティングについて、どんな場合に必要かを解説しています。
水回りへのコーティングを検討している方は、ぜひご一読ください。
目次
水回りのコーティングは必ずしも必要というわけではない
キッチンやトイレ、洗面所や浴室などの水回りへのコーティング施行は、良くおすすめされています。
コーティングすることによって、水垢の付着を防いだり、カビの繁殖を抑止する効果が期待出来ますので、日々のお掃除やお手入れが非常に楽になります。
では全ての水周りに例外なく、コーティングをするべきかというと、実はそうではありません。
コーティング剤の説明文には「新品には使用しないでください」と記載のあるものがあるのですが、この説明文の通り、新品へのコーティングは効果的ではありません。
新品の水回り製品であれば、もともとコーティング加工されていることがほとんどのため、改めてコーティングをする必要がないからです。
もともとあるコーティングにさらに上塗りでコーティングをすれば、より効果的になるのでは?と考える方もいると思いますが、コーティングは上塗りしたところで、メリットは何も無く無駄です。
それどころか、元々の1層目のコーティングに問題が発生してしまったり、施行ミスがあれば逆にカビの発生原因となってしまったりすることも考えられます。
コーティングをして効果が発揮されるのは、使用から5年~10年ほど経過して表面がくすんできたような状態に対して施行を行った場合となります。
現状の表面の凹凸や、汚れや脂分を綺麗に擦りとってからコーティングを施行することによって、撥水効果を取り戻します。
コーティングをしたとしても外見は新品同様に戻るわけではありませんので、誤解の無いようにしましょう。
新築であればコーティングは必要無し?
前述したように、新品であればほとんどの場合でコーティング加工がされているので、新築物件で新しく設置するようなものであれば、コーティングは不要と判断出来ます。
水回りのコストを最大限に抑えるために、コーティング加工がされていない代わりに格安の製品があるのであれば、その場合はコーティングが必要となりますが、少ないケースだと思います。
賃貸やマンションにもコーティングして大丈夫?
賃貸であれば新築でない限り、水回りは使用して長い期間が経過していることが多いので、コーティングをすることで撥水効果を取り戻すことが出来ます。
マンションの場合も、新築ではなく中古を選んだ際には同じくコーティングが必要となると思います。
賃貸やマンションでコーティングを施行する際には、念の為、管理者やオーナーに確認をとることをおすすめします。
確認無しでコーティングをすることで、退去時に現状回復費用を取られてしまわないようにしましょう。
コーティングはdiy出来る?
コーティングは業者に頼まずに自分で施行することも可能です。
最近では100均やドラッグストアなどでも、家庭用のコーティング剤の取扱があります。
撥水効果を高めるものや、フッ素が配合されているもの、スプレータイプのコーティング剤もあり、施行したい場所と目的に合わせて選ぶことが出来ます。
気軽に購入出来るのは有難いですが、自分でやる場合にはもちろん失敗する可能性もあります。
安くて簡単なコーティング剤を使用したら、効果が1週間ももたなかった。という失敗例もあるようなので、出来るだけ効果の長いものを、正しい使用方法で施行するようにするのがおすすめです。
自分でやるとの業者でやるのはどちらがおすすめか
私個人としては、業者に依頼するのがおすすめです。
前述したように、自分でやる場合には失敗するリスクがあります。
市販品では効果に限界もありますので、その際には業者に頼むしかありませんが、施工費だけで業者を選んでしまうと、市販品を使うのと大差無いような、素人レベルの雑な施行をされてしまうことも残念ながらあるようです。
コストを抑えるのはたしかに必要なことですが、安さにこだわったせいで、何度も施行し直すことになっては本末転倒なので、ある程度の価格帯で、レビューやクチコミでも信頼の持てる業者を選ぶようにすると安心ですね。
まとめ
ここまで、水回りのコーティングの必要性について解説しました。
新品だからこそ必要だ!と勘違いしていた私としては、驚きの内容でした。
コーティングはどんな場合でも効果的なわけではありませんが、撥水効果を取り戻すことの出来るとても重要な作業なので、正しいコーティングをして、快適な水廻りを演出してくださいね!