ボニークは食中毒の危険がある?厚生労働省の基準をもとに正しい使い方や低温調理をやり過ぎるとどうなるのか、おすすめのレシピについて解説
ボニークに限らず、低温調理器で肉料理を調理する際には、しっかりと加熱をしないと食中毒になるリスクがあります。
この記事では、ボニークを検討中の方が参考になるように、ボニークの食中毒のリスクやおすすめレシピなどを解説しています。
温度や時間によってはお肉は危ない
低温調理をする場合、おもに生肉を加熱する際には、しっかりと時間をかけて調理をしないと食中毒のリスクが高まり危険です。
低温調理は、低い温度で長時間かけたほうが美味しい!という意見がネット上に広まっていますので、美味しさを追求しすぎてしまい、食中毒にかかってしまうという人も少なくは無いようです。
昔から、食肉はしっかりと火を通して食べないと危険だと言われていますし、生肉に付着している菌は高温で加熱をしないと死滅しません。
「低温調理」というしっかりとした作業をしているのだから大丈夫だろう!
と甘く見ていると痛い目にあってしまうということですね(^_^;)
ユッケや鶏レバーは低温調理しても危険
もちろん、公式が出しているレシピではありませんが、低温調理器を使ってユッケや鶏レバーを作ってみたという人もいるようです。
最近では焼肉屋さんでも、よっぽど新鮮なもので無い限りはなかなか巡り合うことの出来ないメニューなので、食べたい気持ちは非常によく分かりますが、肉の専門家であっても手を焼くメニューですので、家庭で気軽に調理するのはとても危険だといえます。
たまたま1回作って食べた人が、自分は大丈夫だったから安全です!と判断していたとしても、食中毒のリスクは非常に高いといえますので、真似をするのはやめておきましょう。
鶏肉・豚肉・牛肉の厚生労働省の基準
厚生労働省の公式HPでは、肉を調理する際の温度と時間の基準が説明されています。
鶏肉・豚肉・牛肉に関しては、中心部を75℃で1分以上加熱するように呼びかけています。
これより低温で調理を行う場合には、63℃以上で30分加熱することで、75℃以上で1分加熱した際と同様の効果が期待できるとされています。
低温調理のレシピの中には50℃台で調理を行うようなものもありますが、そういったものを作る際にはあくまでも自己責任で、可能であれば63℃以上で30分以上加熱するようなメニューを選ぶのが無難だと思います。
温泉卵やゆで卵、さつまいもは大丈夫?
肉類とは違い、卵類やさつまいもといった低温調理器の人気メニューに関しては、食中毒のリスクはほとんどありません。
もちろん、腐っていたり傷んでいるものを使うのであれば食中毒になる可能性はありますが、これは低温調理器で調理したからというものではありませんよね。
ボニークを使ったおすすめレシピは?
ボニークを使ったおすすめレシピには、やはり肉類が多くラインナップされていました。
ローストビーフやサラダチキン、チャーシューなどは代表的で、これらを家庭で作るためにボニークを購入するという人は多いのではないでしょうか。
肉料理の他にもサーモンのコフィンや無水カレーといった、さまざまなメニューを調理することが出来ますので、一家に一台あれば料理のレパートリーが一気に増えそうですね!
レシピに無いものを自分で研究してみる場合には、肉関連は特に加熱時間に注意するようにしましょうね。
まとめ
ここまで、低温調理器として人気の「ボニーク」について解説をしました。
食中毒のリスクは正しい使い方をしなかった場合に伴いますので、無茶な挑戦はせずに、レシピの通りに楽しむのが一番だと思います。
最終的には自己責任にはなりますが、食中毒は甘く見ていると大変危険ですので、体調を崩すような使い方は避けるようにしましょう。