トイレは窓なしで後悔しない?換気や臭い、カビは気にならないか、暑いや暗いのデメリットの対策、風水的にどうなのか、観葉植物についても解説します。
トイレに窓を付けないことによって、臭いやカビが気になったり、暑さや暗さが気になるというデメリットが生じます。
窓の無いトイレは、窓を設置しない分、耐熱性のある壁材を入れやすかったり、そもそも窓からの冷気が入らないので、ヒートショックの対策として取り入れていることもあるようです。
では窓の無いトイレを設置する際、デメリットは全て我慢しなくてはいけないのでしょうか?
この記事ではそんな窓の無いトイレについて、気になる点をまとめています。
窓の無いトイレは臭い?換気は24時間必要?
窓が無いトイレだからといって、必ず臭いというわけではありません。
建築基準法では、トイレには窓を付けないといけないという記載がありますが、換気扇を設置する場合には窓を付けなくても良いという緩和規定があります。
つまり、窓の無いトイレには換気扇を付けないといけないという解釈が出来ますよね。
窓が無くても、換気扇がしっかりと機能していれば、臭いに関しては心配がいらないです。
しかし、換気扇は気付かないうちにホコリ等で目詰まりを起こしやすく、そのような状態ではたとえ換気扇が動いていたとしても空気の入れ替えは充分に出来ていません。
そのような場合にはトイレ内に臭いが充満してしまうことになりますので、結果として窓のないトイレが臭くなってしまう状況になります。
窓のあるトイレであれば、窓を開けることである程度の換気となり、臭いも軽減されますが、窓のないトイレでは換気扇の手入れを忘れると臭いが充満しやすいので、窓のあるトイレよりはしっかりと手入れをしないといけない。と認識するのが良いと思います。
窓無しトイレはカビが発生しやすい?
カビの発生に関しても、換気扇をしっかりと動作させないと発生してしまうことがあります。
トイレはもともと水場ですので、窓も無く、換気扇も回さないとなれば、カビが発生するのは当然といえます。
臭いの項目でも解説をしましたが、換気扇のホコリによる目詰まりをしっかりとお手入れすることで、カビに関しても対策が出来ますので、定期的に清掃するようにしましょう。
どうしても気になってしまうという場合、トイレに空気清浄機を設置している方もいるようで、少なくとも効果はあるようなので、換気扇をこまめに掃除をする自信がないという方は、小型のものでも検討してみてもいいかもしれませんね。
暑い・暗いのデメリットの対策は?
窓の無いトイレは、冬場は窓からの冷気の入り込みが無いので、寒くなりにくいですが、夏は逆に暑くなりやすいというイメージがあると思います。
たしかに窓を開けて外の空気を取り込むことが出来ないので、窓のあるトイレと比べたら風を入れることが出来ないので暑そうではありますよね(^_^;)
ただ、窓の無いトイレでも換気扇によって湿気抜きや空気の循環を行っていれば、想像しているよりも暑くはならないようです。
思い返してみれば、私の家のトイレには窓がありますが、開けてもあまり涼しくはならず、ポータブル扇風機を持ってトイレに入った記憶がありますので、窓があったからといってトイレがすずしいかと聞かれたら微妙でしたね(^_^;)
暗いというデメリットに関しては間違いがないでしょう。
窓があれば昼間は外のあかりである程度トイレ内が照らされますが、窓が無ければトイレ内に光は届きようがないので、真っ暗ということもあり得ます。
その為、日中であっても照明を付けなければいけないので、その際の電気代が気になるという方にとっては大きなデメリットになると思います。
実際に換気扇や照明に関する電気代を計算している方がいましたが、
換気扇を24時間作動させることで、1ヶ月約270円、
照明は1回5分を毎日20回使用すると仮定して、1ヶ月約111円となります。
照明に関しては窓のあるトイレであっても夜間は使用することになりますので、111円が余分にかかるというわけではありません。
これらの費用をどう感じるかによって、デメリットと強く感じるのであれば窓のあるトイレ、大したことないと感じるのであれば窓のないトイレを選ぶのが良いのではないでしょうか(*^^*)
窓の無いトイレの風水は?
トイレに窓が無いというのは、風水的にはあまり良いとはいえないようです。
風水的にはトイレを清潔に保つことで、健康運や金運に良い影響があるとされていて、窓の無いトイレでは陰の気がこもりやすく、よくないと言われているようです。
一応、盛り塩や観葉植物を置くことによって、陰の気を浄化することも出来るとされていますが、風水などは、その場所を綺麗にしなさいという、常識的なところを勧めているようなものでもありますので、綺麗にさえしていればあまり深く気にしなくても良いでしょう。
窓無しトイレにおすすめの観葉植物は?
窓の無いトイレに観葉植物を置くのであれば、日光が無くても比較的育ちやすく、湿気に強いものを選ぶ必要があります。
代表的なものでいうと、サボテンや多肉植物です。
これらはホームセンターや100円均一でも売られていますし、サイズも小さめのものがありますので、置きやすいと思います。
日光が無くても育ちやすいとはいえ、時々は日光浴をさせてあげないといけなかったり、注意点もありますので、置きっぱなしにしてしまうことはないようにしましょうね(^_^;)
まとめ
ここまで窓のないトイレについて解説しました。
窓が無いことによって、耐熱壁を入れやすくなるなどのメリットはありますが、換気扇や照明をフル活用する点をデメリットだと感じられる場合には、よく考えた方が良さそうですね。
この記事を参考に後悔のない、理想のトイレ作りをしてくださいね!