エアコンの位置で失敗するのはどんな時？リビングや寝室の注意点や室外機について解説

エアコンは後付けする家電製品ですが、配管用の穴や専用コンセントを設置する必要がありますので、注文住宅の設計時に場所をしっかりと計画しておかないと後悔してしまいます。

具体的には次のような場合に後悔する可能性が高いです。

• エアコン本体や配線が目立ち見栄えが悪い
• 窓上に設置する予定だったがスペースが足りなかった
• 照明を付けるとエアコンの影が出来てしまった
• 室外機によって家の外観が損なわれた
• 寝る時、顔に風が直接当たってしまう

これらの失敗を避けるためには、注文住宅の設計時にリスクをしっかりと考えた上で、1社だけではなく複数のハウスメーカーに相談することが重要です。1社だけだとリスクを見落としてしまう可能性があるからです。

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本記事では、目次の内容に沿ってそれぞれのリスクについてを深掘り解説していますので、読み進めていただけますとエアコンの位置で後悔する可能性をグッと下げることが出来ると思います。

見た目で後悔することがある

エアコンを設置したことによって見た目が悪くなることがあります。

エアコンは基本的に白いことが多いので、あまり目立たないと思われがちですが、ある程度大きさがありますので想像している以上に目立ちます。

エアコン用のコンセントの位置も、目立たないように考えて設計しないとエアコン周りの配線がごちゃごちゃしてしまい、見た目が悪くなってしまいます。

最近ではエアコン設置スペースの真上に、専用のコンセントを設置して、配線が全く見えないようにするという工夫も多くの家庭で実施されていますので、ハウスメーカーなどに予め相談しておくことのがおすすめです。

窓の上に設置する場合の注意点

エアコンを窓の上に設置する場合には、スペースに十分注意しましょう。

設計の段階では、窓の上にエアコンを設置できるほどのスペースを用意したつもりでも、カーテンレールを設置したことによってそのスペースが無くなってしまい、エアコンが設置できなくなってしまったという失敗も少なくありません。

また、エアコンはカーテンレールや天井から、少なくとも5cm以上は離さないと冷暖房の効率が悪くなってしまいます。

窓の上部に設置を検討する場合は、十分に余裕を持ったスペースを確保することが重要です。

テレビや照明との位置関係

エアコンの真下にテレビを置いてしまうと、エアコンから落ちた水滴によってテレビがショートしてしまい、最悪の場合感電や火災の恐れがありますので絶対に避けましょう。

また、照明との位置関係を良く考えないと、エアコンの影によって光が妨げられてしまう場合があります。

リビングにエアコンを設置する際には特に、他の家電についてもしっかりと位置を決めた上で、最適な位置にエアコンを設置出来るようにすることが重要です。

寝室ではベッドの位置をよく考えて

寝室にエアコンを設置する際にはエアコンの風が直接顔に当たってしまわないように位置を考えましょう。顔に風が当たってしまってはもちろん不快ですし、寝起き時に喉がカラカラに枯れてしまいます。

快適な睡眠のためにも、健康のためにも顔に当たらない位置を選びましょう。

室外機の位置にも注意

エアコン設置すればその近くには必ず室外機が設置されます。

室外機は大型でかなり目立ちますので、道路側などの目立つ位置に設置してしまうと、家の外観を損なってしまう場合があります。

室内機の位置を決める際には、外観にどのような影響を与えるかを併せて考えることが重要です。

新築の段階でしっかり検討することが重要

ここまで、エアコンの位置で後悔しやすいポイントについて解説しました。

新築の段階でしっかりと考えておかないと、後から直すのは困難である場合がほとんどですので、間取りを設計する際に必ずエアコンの位置についてもしっかりと計画しましょう。

ハウスメーカーの担当によっては、エアコンの位置に対して適当な意見を言う場合もあるようで、その言葉を信じて設計した結果、後悔することになったという方もいるようです。

そこで、複数のハウスメーカーに対して間取りの計画を立ててもらい、その中から我が家にピッタリなものを選ぶことがおすすめです。エアコンの位置について質問をした際に、1番丁寧に答えた会社を選ぶというのもひとつの手だと思います。

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