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鉄瓶のデメリットとは?鉄分はどれくらい摂れるのか、手入れやサビの取り方、ih調理器でも使用できるのか、解説します

目安時間 6分

鉄瓶は赤錆が発生しやすいという点が

大きなデメリットとなります。

 

人体にとって害は無いので、

特に気にしなくても良いのですが、

なんとなく汚い気がすると感じてしまう方も多いのでは無いでしょうか。

 

この記事では、お湯を沸かす器具として、

鉄瓶を取り入れた際に後悔するかもしれないポイントと、

その対策についてを解説してします。

 

鉄瓶生活に憧れを持っている方や、

美味しいお茶やコーヒーを淹れたい方は、

ぜひご一読ください。

手入れが悪いと赤錆が発生する

鉄瓶はお手入れのしかたを間違えると、

あっという間に赤錆が発生してしまいます。

 

この赤錆は人体に悪い影響は与えないようですが、

お湯に色が付いてしまったり、

臭いが発生する場合もありますので、

可能であれば発生は極力抑えたいですよね。

おすすめのお手入れ方法は?

赤錆の発生を抑えるためには、

鉄瓶の内側に湯垢(ゆあか)で膜を作るのが効果的です。

 

垢という字を見ると、

汚いようなイメージを持つかもしれませんが、

湯垢はミネラルが主な成分ですので、

決して汚いものではありません。

 

湯垢を早い段階で鉄瓶の内側に発生させるためには、

ミネラル成分の多い「硬水」を沸かすのが良いとされています。

 

湯垢は日々の使用だけでも、

次第に付着していくものではありますが、

赤錆を極力抑えたいのであれば意図的に硬水のみを、

初めのうちは使用すると良いでしょう。

 

また、鉄瓶の説明書にも

記載されている内容ではありますが、

お湯を沸かした後は必ず使い切り、

熱い内に内側の水分を切りましょう。

 

鉄瓶は全体が非常に熱くなるため、

蓋を開けておけば内部の水分が

みるみる蒸発していくのが分かると思います。

 

間違ってもスポンジやタワシなどで

ゴシゴシ擦るようなことが無いようにしましょう。

 

鉄瓶の内側には触るな、

と昔から言われているそうで、

内部に触れてしまうと傷が付き、

そこからどんどん錆が発生してしまいますので、

綺麗な状態で使い続けたいのであれば、

内側には決して触らないようにして使いましょう。

鉄分量は微量だが効果はある

鉄瓶で沸かした白湯を飲んだり、

コーヒーやお茶を淹れると、

鉄瓶から溶け出した鉄分を摂ることが出来て、

貧血などに効果があるといわれています。

 

しかし、具体的にどれくらいの量が

溶け出すのかという数値化されたデータはありませんので、

 

「毎日鉄分をどれくらい摂りたいから

鉄瓶で沸かしたお湯をこれくらい飲んで〜」と、

細かく管理したい場合にはおすすめできないかもしれません。

 

鉄瓶から溶け出す鉄分は、

微量でも効果が期待出来る、

良い鉄分だと言われていますが、

過度に期待しすぎるのではなく、

メリットのうちのひとつと認識しておく程度にしましょう。

 

ちなみに、内部がホーロー加工されている鉄瓶は、

そもそも鉄分が溶け出さないため、

全く効果を得ることが出来ません。

購入前によく確認しておきましょう。

IH対応かどうかは要確認

鉄瓶は鉄製なので、

IH調理器で使えるものが多いのですが、

中には非対応のものもあります。

 

間違った使い方をすると鉄瓶にも、

調理器にも悪い影響を与えてしまいますし、

万が一のことがあれば大変危険なことにもなり得ますので、

対応か非対応かはしっかりと確認した上で使用するようにしてくださいね。

鉄瓶のサビの取り方は?

鉄瓶の錆は人体にとって無害なので

無理に落とそうとする必要はありません。

 

しかし、

どうしても気になるという場合には、

煎茶を煮出すのが良いと言われています。

 

煎茶を煮出した後は

お湯に色が付くことがありますので、

気になる場合は色がつかなくなるまで、

お湯を沸かして捨てるのを繰り返しましょう。

 

間違っても錆をタワシやスポンジなどで

ゴシゴシ擦って落とそうとすることは避けてくださいね。

まとめ

鉄瓶はヤカンやケトルと比較した際には、

お湯を入れっぱなしにしておけなかったり、

内部をゴシゴシ洗うことが出来なかったりと、

面倒に感じてしまうことがあるかもしれません。

 

しかしその分、鉄瓶で沸かしたお湯は、

カルキ臭さが抜けて、普段より美味しく感じられますので、

白湯を飲む習慣がある方や、

コーヒーやお茶をよく淹れるような方には非常におススメです。

 

記事で紹介したデメリットを

理解した上で鉄瓶を購入するのであれば、

後悔することはまず無いと思いますので、

必要だと感じられましたらぜひ鉄瓶を購入してみてくださいね!


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