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停車と停止の違いとは?駐車との違いや時間は何分まで可能かについて解説

目安時間 7分

停車や駐車をまとめて停止と表現しますので、停車と停止の違いというものはありません。

では、停車と駐車は何が違うのか?

また、一時停止はどういう扱いなのか?

この記事では普段運転をしていても、細かいところまでは意外と知らない、誤解されやすい停車や駐車についてを、解説します。

停車と停止の違いは?

停車と停止の違いは特にはありません。

そもそも、道交法では停車と駐車のことを総じて停止と表現しているため、停車も停止の一種であるといえますし、同じく駐車も停止の一種であるといえます。

停止という言葉には「車」という文字が含まれてはいない為、車に限らず人や機械などが止まることも同じく停止という表現がされています。

道路標識に、「一時停止」というものがあったり、「停止線」というものがあったりと、誤解しやすいものではありますが、自動車が停止することについては、停車と駐車の2種類がある。と、認識するのが、道交法としては適切なようです。

駐車の定義は?

駐車は、道交法第2条で次のように定められています。

「車両等が客待ち、荷待ち、貨物の積卸し、故障その他の理由により継続的に停止すること(貨物の積卸しのための停止で5分を超えない時間内のもの及び人の乗降のための停止を除く。)又は車両等が停止し、かつ、当該車両等の運転をする者がその車両等を離れて直ちに運転することができない状態にあることをいう。」

法律上の説明文は難しく聞こえますが、イメージは持てますよね?

買い物をしたり、行楽施設に行ったりと、運転手が車を降りて行動する場合にはもちろん駐車となります。

また、宅配のトラック等が荷物の積卸しのために、路肩などに停める場合、5分を超えないものであれば基本的には駐車ではありません。

駐車禁止の標識があるのになんであのトラックはあそこで積卸しをしているんだろう、と思ったことが何度かありましたが、5分以内であれば駐車ではなく停車なので、そもそもセーフということになりますね。

変に正義感を持って注意しに行ったら恥をかくところでした(^_^;)

停車の定義は?

停車とは、自動車が停止することで、駐車以外のものをいうと、道交法で定められています。

つまり、駐車とは反対に、運転手が車の中にいて、すぐにでも発車出来る状態のことをいいます。

運転手が車の中にいれば停車と扱われるのであれば、駐車禁止エリアで、車を停めて仮眠をとっても、禁止されている駐車ではなく、あくまでも停車だから問題はないのでは?

と思う方も多いと思いますが、これは駐車と判断され、駐車禁止の切符を切られることがあるようです。

前章で、駐車の定義を解説しましたが、直ちに運転することが出来ない状態のことを駐車と判断します。

たとえ運転手が運転席に座っている状態だとしても、仮眠中はもちろんですが、寝起きの状態でも、正常な判断力が無いから直ちに運転することは出来ない。と見られてしまうようです。

この誤った認識により、警察の指導を受けたというケースはかなり多いようなので、車内で仮眠をとる際には、駐車が認められている場所で休むようにしましょうね。

一時停止との違いは?

一時停止というのは、主に道路交通において、車両などが一時的に停止すること。また、交差点やその付近において道路標識等により車両などが一時的に停止すべきことを指定されていることを指すようです。

停車と駐車は、どちらかと言えば運転者などの個人的な都合による停止がほとんどですが、一時停止の場合は停まらないといけないという強制になるので、違いはそこにあるといえます。

駐停車禁止エリアであることは分かっているけど、ちょっと電話するだけだからこれって一時停止だよね?

なんて考える人はさすがにいないとは思いますが、それはしっかりと停車となりますので、警察の取り締まりを受けたとしても文句を言うことは出来ませんので間違えないようにしましょうね。

何分までならセーフ!というのは何?

よく駐車や停車に関しての認識で、5分以内なら駐車扱いにならないからセーフ!などという、〇分・〇時間以内ならセーフというものを聞きますが、実際はそのような時間によるセーフはまずありません。

唯一、貨物の荷卸しのための停止で5分を超えないものは停車とみなされ、駐車ではない。というものはありますが、それ以外には時間によるルールはありませんので、正しい認識を持つようにしましょう。

まとめ

ここまで、自動車の停止に関する内容を解説しました。

5分以内ならセーフのルールは、私も耳にしたことがあり、実際にそうだと勘違いをしてしまっていたので、知るきっかけが出来て本当によかったです(^_^;)

もし重大な事故を起こしてしまった際に、知らなかった、誤解があったなんて言っても、通用はしませんので、正しいルールを把握した上で、安全運転をお願いしますね(*^_^*)


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